現在、私は東北大学大学院修士課程2年生です。ハドロン物理(実験)をテーマに日々研究活動をしております。 中でも私は「K中間子原子核」に興味を持っています。K中間子原子核は中間子と核子が強く結びついて共存した、常識はずれな形態の物質です。 その結びつきの強さから、K中間子原子核は非常に高密度であることが期待されています。それは人類が未到達の密度であり、未だ謎多き、物質の最終形態でもある中性子星の内部に匹敵するほどかもしれません。 人類はハドロン物理をまだまだ理解できていません。有効な理論モデルは理論家によって様々作られますが、物理学は実験で検証してこその学問です。 K中間子原子核は未完成のハドロン物理学のパズルを完成させる上で大切なピースの1つだと私は考えています。 茨城県東海村にある、日本が誇る大強度陽子加速器J-PARCにて「K中間子原子核」を系統的に調べていくための検出器の立ち上げを精力的に行なっています。
東海村いると昼夜外食でぶくぶく太る。。。